日本での生活

日本で医者にかかる — まずクリニック、予約ほぼ不要、保険でいくらかかるか

最終レビュー: 2026-07-18

日本にはかかりつけ医による門番制度がありません — 症状に合った専門クリニックへ直接、多くは予約なしで入り、最後に公定価格の3割を払います。お金を守る作法は「まずクリニック、病院は紹介状を持って」。大病院は紹介状なしの受診に7,700円以上の加算を課します。救急は119、迷ったら#7119、そして保険証 — 今は多くの場合マイナンバーカード — が常に持ち歩くべき唯一のものです。

基本情報

保険ありのクリニック受診
自己負担 約1,500〜3,000円
最初に行く場所
近所の専門クリニック
紹介状なしの大病院
7,700円以上の加算
救急車
119 — 搬送自体は無料
救急か迷ったら
#7119 に電話で相談

受診の早見表 (2026)

項目 内容 出典
クリニックの探し方 「内科+最寄り駅」で検索。多言語対応はJNTOの公式検索が言語・診療科で絞れる 公式
予約は必要? 町のクリニックは予約なしが多い。大病院と歯科は要予約 P2J概算
持ち物 在留カード+保険証(または保険登録済みマイナンバーカード)。現金も——小さな医院はカード不可が多い P2J概算
費用 国保・社保があれば自己負担3割——風邪の受診+薬で通常¥1,500〜3,000 公式
大病院のルール 紹介状なしで大病院に行くと¥7,700以上の追加負担——クリニック→病院の順が想定された動線 公式
夜間・休日の急病 まず#7119(救急相談、主要都市)で判断。本当の緊急は迷わず119 公式

地図 — クリニック、それから病院

この制度は逆向きの漏斗です。近所のクリニック — 単一専門・飛び込み可・夜間診療も多い — が大半の問題を保険ありで1,500〜3,000円で処理します。病院はクリニックが先へ送る症例のための場所 — 紹介状を持参すれば加算は消え、紹介状なしで大病院に飛び込めば7,700円以上が上乗せされます。この加算はまさに漏斗を機能させるために存在します。登録も門番も指定医療機関もなし — 全国どのクリニックも、来日初日からあなたのカードを受け付けます。

流暢な日本語なしで乗り切る

実用の道具箱はこうです。専門の看板でクリニックを選ぶ(内科が万能の入口)。入る前に症状を翻訳アプリに打ち込む。受付でスマホごと手渡す。会計は診察後に受付で。隣の薬局が処方箋を — 4日間の短い有効期限内に — 数百円で調剤します。夜中の子どもの発熱なら、順序は相談の**#7119が先、本物の救急なら119**。救急車は無料で、だからこそ「不要な出動をふるい落とす」ために相談窓口があるのです。

制度が静かに含んでいるもの

同じカードは新規来日者の想像より広く効きます。歯科も同じ3割、精神科と処方カウンセリング、整形外科経由のリハビリ、そして市役所経由の無料〜ほぼ無料の子どもの健診と予防接種。すべてを機能させる習慣は医学ではなく行政の話です — 住所の登録を常に最新に保って保険を有効なままにし、失効したカードのせいで全額前払いレーンに入らないこと。

はじめてのクリニック受診の流れ

ステップ何が起きるか
1. 受付保険証と在留カードを出し、初診と伝える。問診票を受け取る
2. 問診票症状・アレルギー・服用中の薬を記入——日本語が難しければ翻訳アプリで下書きして書き写すか、画面を見せる
3. 待合→診察名前を呼ばれ診察室へ。医師の問診は通常5〜10分
4. 会計窓口で3割を支払い、処方箋と診察券(次回用)を受け取る
5. 薬局処方箋を近くの調剤薬局へ。あわせてお薬手帳を作っておくと以後の服薬記録が一冊にまとまる

処方箋の有効期限は4日間だけ——当日中に薬局へ。言葉の不安には、主要都市の自治体の医療通訳電話や、診察中に翻訳アプリの会話モードを開く手も——クリニック側はその場面に慣れています。

このページで使う日本語(▶で再生)

Hajimete desu. Hokenshō wa kore desu.
Netsu ga arimasu.
Koko ga itai desu.
Naika wa doko desu ka.
Hifuka o shōkai shite moraemasu ka.
Kyūkyūsha o onegai shimasu.
Nihongo ga nigate desu. Tsūyaku o onegai dekimasu ka.

音声は VOICEVOX:冥鳴ひまり による標準速度のサンプルです。実際の会話はより速く、アクセントの個人差もあります。

よくある間違い・注意点

  • 節約のために症状を我慢しないこと — 3割負担のおかげで早期受診は安く、重くなっても高額療養費の上限が守ってくれます。日本で高くつくのは遅い受診であって、早い受診ではありません。
  • 保険証か紐づけ済みマイナンバーカードは常に携帯を — なければ一旦全額(10割)payとなり、払い戻しは後日の手続きが必要です。
  • 処方箋の期限は短い — 発行日を含めて原則4日です。受け取ったその足で薬局へ。来週ではなく。

よくある質問

かかりつけ医がいないのに、どのクリニックに行けばいい?

症状を看板に合わせます — 発熱や体調不良全般は内科、関節・筋肉は整形外科、皮膚は皮膚科、耳・鼻・喉は耳鼻咽喉科。間違えてもクリニックが行き先を教えてくれます。迷ったら内科が常に安全な入口です。

日本語が話せない場合は?

大きな都市には多言語対応クリニックの一覧があり、都道府県の医療通訳ホットラインが電話で同席できます。定型的な受診なら翻訳アプリで十分 — 症状は事前に打ち込んでおくと会話より確実です。初診に日本語のできる友人を連れて行くのもごく普通のことです。

歯科やメンタルも保険が効く?

効きます — 歯科も、精神科もクリニック経由のカウンセリングも、同じ保険・同じ3割負担です。審美歯科や一部の療法は対象外ですが、日常的な治療は他の受診と同じ価格体系です。

公式情報源

このページは一般的な情報の提供のみを目的としており、法的助言ではありません。出入国管理制度は変更されることがあります。必ず上記の公式情報源でご確認ください。

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