高度専門職(HSP)は、資格・実績をポイントに換算して優遇と引き換えるビザです。一律5年の在留期間、配偶者のフルタイム就労、そして70点なら3年(80点以上なら1年)で永住申請が可能に。70点に届くなら、申請しない理由はほぼありません。
基本情報
- 基準
- 70点(80点で最速コース)
- 永住申請まで
- 3年/80点以上は1年
- 在留期間
- 一律5年
- 配偶者
- フルタイム就労可
- 親・家事使用人
- 条件付きで帯同可
なぜ HSP は「使われなさすぎ」なのか
日本で働く外国人プロフェッショナルの多くは、気づかないまま70点に達しています。修士(20)+30歳未満(15)+年収600万円超(年齢帯により20点以上)+N1(15)— あっという間です。それでも多くの人が技人国のまま何年も過ごし、近道を逃しています。70点の HSP は永住までの待機を10年から3年に、80点なら1年に短縮します。
次の更新前に自分の点数を数える
公式の計算表は3トラック(研究/技術/経営)。大きく動くのは:
| 項目 | 目安の点数 |
|---|---|
| 博士/修士 | 30 / 20 |
| 年収1,000万円以上 | 40(帯域で逓減) |
| 30歳未満 | 15 |
| JLPT N1 / N2 | 15 / 10 |
| 日本の大学の学位 | 10 |
最大の変数は年収です。国際水準の報酬を得るエンジニア(給与レンジ参照)が労せず80点を超えるのはこのためです。
HSP か、それとも永住まで待つか
HSP の優遇が効くのは、配偶者がフルタイムで働きたい、親に新生児のサポートに来てほしい(条件付き)、永住許可を1〜3年で取りたい — という場合です。どれも当てはまらなければ、勤務先に縛られない技人国の柔軟さが日常には勝ることもあります。まず点数を数え、それから決めましょう。
よくある間違い・注意点
- ポイントは申請時に計算されますが、更新・永住審査の時点でも成立している必要があります。給与が基準額を割ると、当てにしていた点数が静かに消えます。
- 高度専門職1号は勤務先に紐づきます。転職には新しい雇用主でのポイント再認定が必要です。
- 証拠書類は保管を — 学位証明、源泉徴収票、JLPT 成績、論文リスト。永住申請ではポイントの履歴が再確認されます。
よくある質問
ポイントは何で決まりますか?
年齢、学歴、年収、職歴、日本語能力に加え、ボーナス加点 — 博士号、JLPT N1、日本の大学の学位、成長分野での就労など。法務省が公式の計算表を公開しています。
J-Skip とは?
2023年導入の特別高度人材制度です。年収2,000万円以上+学位または実務経験10年で、ポイント計算なしに直接認定され、優遇の幅もさらに広くなります。
高度専門職2号とは?
1号で3年経過後に移行でき、在留期間は無期限、副業・起業も可能になり、活動制限がほぼ外れます。永住を選ぶ人も多いですが、海外との行き来を保ちたい人には2号が向いています。
公式情報源
- 出入国在留管理庁 高度人材ポイント制による出入国在留管理上の優遇制度 (2026-07-16)
このページは一般的な情報の提供のみを目的としており、法的助言ではありません。出入国管理制度は変更されることがあります。必ず上記の公式情報源でご確認ください。